あなたが審査に落ちる8つの理由

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カードローンの契約は、審査がある以上、通らずに落ちてしまう人がいます。しかし、カードローン会社は審査の詳細な内容はどこも公開していないので、審査に落ちた理由もはっきりとはわからず、落ちてしまったケースを検証して、相対的に判断するしかないのが現状です。

審査に落ちた人、落ち続けているは、何らかの共通した理由を抱えていますが、特に審査に落ちる理由になりやすいものをピックアップして解説します。

1)借入金が年収の1/3を超えてしまう額の申し込みをした

消費者金融系や信販系のカードローン会社は、貸金業法のもと営業しています。その貸金業法の中に「総量規制」という決まりがありますが、これは「申し込み者の年収の1/3を超える額を貸しつけてはいけない」という内容になっています。たとえば年収450万円のAさんが、貸金業者から借りられる額はトータルで150万円、という計算です。
このAさんがすでに他社で合計100万円の借り入れがあり、追加で別の会社に100万円の融資を申し込んだ場合、Aさんの借り入れ状況は信用情報機関への問い合わせですべてわかりますので、総量規制に引っ掛かる額の申し込みは即時にNGの判定が出てしまいます。

このようなケースでは、銀行系カードローンの利用をお勧めします。銀行カ―ドローンは銀行法の適応になりますので、総量規制とは無関係です。

2)他社での借り入れ件数と合わせると、4件以上の借り入れになってしまう

審査が通過できない理由として、この項目に当てはまるケースはかなり多いです。
カードローン会社ごとに、許容できる他社での借り入れ件数は違っているのですが、私が務めていた消費者金融系カードローンでは、他社で4件以上の借り入れがあると、即座にNGでした。銀行カードローンなど、やや厳しめの審査の場合は3社で落とされる場合もありますし、銀行ローンなら4社OK、消費者金融も含む場合は3までOK、などのパターンもあるようです。

カードローンの審査では、借り入れ額よりも借り入れ件数の方をより重視します。他社で20万円ずつ4件の借り入れ(借入額80万円)がある人よりも、他社1件で100万円の借り入れがある人の方が、審査上は信用度が高いと判断されます。前者は、1件につき、それぞれ20万円までしか借りられない程の信用しかなく、後者は限度額を100万円つけてもらえる信用がある、と受け取られるわけです。

借入件数が多く、追加の融資申し込みに困っている場合は、金利が低く限度額を高くつけてくれるところで、ローンのおまとめを検討してみましょう。
おまとめローンでしたら、たとえば →東京スター銀行おまとめローン などが(やや審査がきびしめですが)人気が高いです。

3)短期間(1か月以内)に4件以上の申し込みを行った(申し込みブラック)

カードローンに申し込みをすると、申し込まれた金融会社は、信用情報機関というところに申込者のローンなどの利用状況を調べるとともに、そのカードローンを申し込んで情報照会を受けた、という記述も信用情報機関に残っていきます。
1か月以内の短期間に、立て続けに4件の申し込みをし、審査に落ちた場合、それらの情報はすべて記録として残っていきます。したがって、件数がかさむうちに、情報照会した会社は、「よほど金回りに困っているに違いない」「貸し倒れの危険性がある」と判断し、ますます審査には通りにくくなってしまいます。この申し込み件数に関してもローン会社各社で違いがあるのですが、多くの金融機関では1か月に4件申し込むと、その後最低1ヶ月は審査に通らないケースがほとんどです。なので、だいたい、1か月に4件申し込むと、その後しばらくは審査に通らないと言われています。やみくもに申し込み続けると信用情報を傷つけるだけなので、やめておきましょう。

では、誤って申し込みブラックになってしまったらどうすればよいでしょうか。
まずは、情報がきれいになるまで待つことです。消費者金融系のカードローン申込みは、主に日本信用情報機構(JICC)のデータバンクに記録されますが、このデータは1か月で削除されるのでその後、あらためて申込みしてみましょう。

また、審査に落ち続けたのが消費者金融系だけだった人は、銀行系カードローンに申し込んでみましょう。実は消費者金融系と銀行系のカードローンは、利用している信用情報機関が違います。照会先が変われば、もしかしたら通る可能性があるかもしれません。逆に銀行系に落ち続けた人は、消費者金融系に申し込んでみましょう。

審査に不安があって、どうしても複数申し込みしたい、という場合は、裏ワザ的な手段ですが、同日に3社申し込みをしてみます。日にちをずらすと、申し込み情報が情報機関に届いてしまうので、確実に同日処理が必要です。

4)現在の職業の勤続年数が短い

だいたいのカードローン会社では、勤務期間が3か月以下の場合は、それだけで審査通過は難しくなります。審査が比較的スムーズと言われる消費者金融系のカードローンでも、勤務期間は最低6か月は欲しいところ。銀行系のカードローンでは、1年程度の勤務期間は必要でしょう。

5)固定電話がなく、住所も定まっていない

カードローンに限らず、ローンでお金を借りる場合は、はっきりと居場所が定まっている人、確実に連絡が取れる人でなければ審査に通ることはできません。 以前勤務していたカードローン会社で、契約書の記入の際に、いくら促しても住所の欄を記入しないお客様がいました。さんざん渋ったあげく、最後の最後に「住所は不定だ」と。これでは申し込みを受け付けすることすらできません。 最近では携帯電話しか保有していない人が増えたので、昔ほど固定電話が審査に影響しなくなりましたが、しかし、持っているに越したことはありません。やはり、決まった場所に住み、固定電話を設定していることは、信用度合いを押し上げます。 固定電話がなく、免許証などの本人確認書類もなく、居住地が住宅地図に表記も内容では、審査に通るのはかなり苦しいと思われます。

6)電話料金を滞納している

これは電話が止められている場合は完全にアウトです。単に連絡できないだけでなく、確実にお金がないことが明らかだからです。 お金がないから借り入れをしたいのに、と考えるかもしれませんが、カードローン会社も返済能力のない、貸し倒れの危険性が高い客には融資はしません。

7)属性モデルが与信上、不利なデータである

審査を行う上で、その人の年齢や職業など、人となりを相対的に判断する材料のことを属性と呼びますが、おもに消費者金融系のカードローン審査の場合、多数の「属性モデル」と呼ばれる人物像パターンのようなデータを駆使して、申し込み者に一番近い人物像を抽出して判断材料にしています。 (銀行カードローンの場合は、属性を項目ごとにポイントに変換して審査を行います。) 例えば年齢や職業、持ち柄の状況や家族構成など、いわば「あなたにそっくりな人物像」のデータを参考にし、利用状況や返済状況はどうだったか、などを調べます。不幸にして、抽出された人物像が最悪のデータだった場合、審査に落ちる結果となってしまいます。 消費者金融系のカードローンに申し込み、特にこれと言ってマイナス材料はないのに審査に落ちてしまう場合は、属性モデルが悪いパターンになっている可能性があります。このような場合は、審査手法の異なる銀行カードローンに申し込んでみましょう。

8)過去に延滞・債務整理などがあり、いわゆる金融ブラックになっている

このケースでは、審査に落ちることはやむを得ないと言えるでしょう。金融ブラックとは、今までに60日以上の延滞を起こした人や、任意整理、自己破産などの債務整理を行った人をさします。信用情報機関に、延滞などの事故情報記録や債務整理の記録が書き込まれていることを「この人はブラックだ」などと業界内で言っていたことから転じて、いつしかブラックリストなどと呼ぶようになったようです。 ブラック扱いになってしまうと、その後最低5年間は記録が消えないため、新たなローンを組むことは出来ません。自己破産の場合は10年は覚悟しましょう。この、5年・10年というのは、それぞれの事故情報が信用情報機関によって保存される期間を表しています。決まった期間が過ぎて、ブラック情報が記録から消えると、再び信用情報を積み重ねていくことが可能です。

まとめ

以上に挙げた8つの理由は、カードローンの審査落ちの理由として、明らかな項目ばかりです。審査は金融会社ごとに独自の基準で行われていますが、はっきりと言えることは、どの会社を利用するにも、居場所がはっきりしていて連絡が確実に取れ、安定していて継続的に勤務している職業があり、過去に金融事故を起こしていなければ、さほど恐れる内容ではないことがわかります。不幸にも落ちてしまった場合は、原因を推測し、より審査に有利になるように申し込むタイミングなどを工夫しましょう。

なお、ここではあえて「8つの理由」に含めませんでしたが、私が務めていた金融会社で「もっとも多い審査落ちの理由」はなんだったと思いますか? 実は、申込みの際の「記入間違い」「虚偽(ウソ)の申告」が借入件数・借入額を抜いてダントツの1位だったのです。 考えてもみてください。あなたはウソをつく人にお金を貸そうと思いますか? 「記入された電話番号に電話したら、他人の家だった」という場合、どうしますか?(わざわざメールや郵送で電話番号の再確認をしようと思いますか?)

ウソをつくつもりはなくても、ついうっかり間違った、などということはあり得ます。 みなさん、くれぐれもお申込みの際はご注意ください。
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