借金返済計画(具体的な手順と方法):借金の返し方マニュアル

借金返済計画(具体的な手順と方法):借金の返し方マニュアル

借金返済を成功させるポイント
借金を洗い出す方法
借入件数を減らす裏ワザ
おまとめローンで借金を一本化
繰上返済を可能にするマル得テクニック

借金をする理由は、人それぞれです。

生活費趣味のお金として借りる人、遊興費として借りる人もいれば、会社経営者・中小企業経営者が事業費の補てんに借りるケースもあるでしょう。

パチンコや競馬などのギャンブル依存者が、どんどん借金を膨らませてしまうケースも耳にしますが、この場合は深刻ですね。ギャンブル依存症と借金の両方の解決策を探さなければいけません。

しかし、借金の理由がどのようなものにしろ、「なかなか完済出来なくて…」という場合、借金を返済するための作戦が足りない、と考えられます。

生活費として無計画に借入れを続けて、借金を膨らませてしまった人はいませんか?無計画に借入れをしてしまった人ほど、なんとなく返済し続けているだけでは、いつまでたっても払い終わらない感覚に陥ります。

長期間の借入では実際に利息が無駄にかさんだり、返済に疲れて途中で新たな借り入れをしてしまったりするものです。

声を大にして言います。借金返済には絶対に返済計画が必要です。

ここでは借金を完済するためにどのように返済予定表に計画を立てれば良いか、計画だおれにならないためにはどうすれば良いかをお伝えします。

借金返済計画
目次

借金返済計画(1)準備段階。まずは現状把握から

きちんと借金を洗い出すことが第一歩

では、現在抱えている複数の借金を完済するための方法を、順を追って説明します。

まず、以下のように強く意識するところから始めましょう。

・借金を必ず完済する

・借金返済計画は着実に進める

・返済途中で新たな借入はしない

今ある借金を完済したときのスッキリ身軽になる感覚を想像してください。それが現実になるように、まずは返済計画を立てるところから始めましょう。

借入金額などすべてを洗い出し 一覧表を作成

今ある借金について、詳しく説明することは出来ますか?金利や返済期間、支払総額までを常に意識している人は少ないのではないでしょうか。

まずは借金の現状を正しく把握するために、借入内容を詳細に、すべて書き出しましょう。

借金についてチェックするのはこのような項目です。

・借入先

消費者金融3件、クレカ3件など)

・借入金額(借入残高)

・借入利率

・利用限度額

・毎月の返済額

・今後の返済期間

借金は消費者金融などだけでなく、クレジットカードのキャッシングなどもあれば、カウントしておきましょう。

つぎに、自分の毎月の生活費(家計)を把握します。

・毎月の収入
・住宅や車のローン
・光熱費
・食費
・携帯電話代
・その他教育費などの決まった支出など

毎月の家計を書き出して把握することで、どの程度なら借金の返済に充てられるかがはっきりと分かります。

普段どんぶり勘定で借金の返済をしている人ほど、毎月の返済可能な金額をきちんと把握できていないケースが多いものです。

まずは借金を洗い出して全体像を把握し、そのうえで生活費などの自分のお金の流れをきちんと理解すること。

これが借金を完済する計画の第一歩になります。

借金返済計画(2)借入れ件数を3件まで減らす

自分の抱えている借金の全体像と、家計の中身が把握できたら、いよいよ借金の返し方を考えます。

借金の賢い返し方は2つ。

できるだけ早く完済する
できるだけ利息を節約する

これにつきます!

そのための方法としていちばん楽なのは「低金利の銀行カードローンで借金を一本化してしまうこと」。つまり、おまとめローンです

おまとめローンとして利用するローンとしては、おまとめ専用ローンよりも、大手銀行のカードローンのほうが審査が楽でオススメなのですが、それでも借入れ件数が5件以上だと審査に通りません。まずはこれを3社以内まで減らす必要があります。

そのような場合は、以下のようにして借入れ件数を減らすのが有効です。

高金利なところから1社ずつ借金を減らす

減らす借入先は、金利が高い借入先や、今後金利が下がる見込みがない借入先に狙いを定めるのが基本です。

もし、ボーナスなどでまとまったお金が入りそうだったら、金利のいちばん高いところを一気に完済して、借入れ件数を1社でも減らしましょう。

ただし、すぐに完済できそうな額を借りているところだったら、たとえ低金利だとしも、そこから完済します。とにかく1社でも借入れ件数を減らすことが大事です。

すでに借りてるところで「増額」してもらい、一部おまとめをする

借入件数を減らす方がよいのはわかるので、1件ずつ完済していきたい。でも、そのためのお金がない、という人も多いと思います。

そのような場合は、すでに借りている借入先のどこかに増額してもらう、という方法があります。そのお金で高金利で借りているところを返済して借入件数を減らすわけです。

増額とは、利用限度額を引き上げてもらうことです。たいていの場合、限度額が上がれば適応金利も下げてもらえます。

増額で一部おまとめの例

・A社…80万円(限度額80万円)
・B社…50万円
・C社…30万円
・D社…30万円
債務額190万円
全て金利18%


★A社の限度額が150万円に引き上げられ、金利が15%になった場合は…


★A社から70万円追加借入してもらい、C社・D社を一括返済。余った10万円もB社に繰上返済。

・A社…150万円(金利15%)
・B社…40万円(10万円返済、金利18%)
・C社…0円(30万円返済)
・D社…0円(30万円返済)
借金合計190万円


借入合計額は同じだが、
借入件数が4件⇒2件に減った!
150万円分に対する金利も下がった!


結果、毎月の支払額がさがる。
または、返済期間が大幅に短縮。

増額は自分から申し込むこともできますが、時々金融会社の方から「増額しますよ」と連絡が入ることもあります。

もし増額の打診があったら、チャンスです。金利などを確認し、ぜひ一部おまとめに生かしてください。

借金返済計画(3)低金利ローンで借りて他社をすべて完済、一本化

おまとめは完済への近道

借入件数が3件以下になったら、いよいよ低金利なローンでひとつにおまとめしましょう。どうして3件以下かというと、他社借り入れが4件以上では審査に通らない可能性があるからです。

まずは借金完済を目指すモチベーションを上げるために、おまとめローンが必要な理由を整理しておきましょう。

おまとめのメリットをおさらい

おまとめローンとは、借金をまとめることで金利を下げて、支払う利息を減らし、返済期間を短くする効果を狙ったものです。(利用限度額が大きくなると、適応金利がさがるのは特に銀行カードローンでは常識です。)

また、何件もあった借入先が1か所だけになるので、月々の返済も1か所だけになり、管理が楽に。合わせて、精神的に楽になることも大きなメリットのひとつです。

利息が減って負担も軽くなり、このローンを返し切ったらすべての借金が無くなる…という状況が、借金完済のモチベーションになってくれます。

つまり、借金返済計画のクライマックスは、低金利カードローンでのおまとめ。そこまでたどり着けば、完済まではあとわずかです。着実に返済を続けて、返済計画を完了させましょう。

おまとめ先の選び方

借金をまとめることで金利を下げたいので、消費者金融より低金利で、さらに借入限度額別にはっきり適応金利を表示している銀行カードローンが、おまとめには最適です。

銀行カードローンの金利例

利用限度額が以下の場合 オリックス銀行 三菱東京UFJ銀行
800万円 1.7%~4.8% 設定なし
700万円 3.5%~5.8% 設定なし
600万円 3.5%~5.8% 設定なし
500万円 4.5%~8.8% 1.8%〜6.1%
400万円 4.5%~8.8% 6.1%
300万円 5.0%~12.8% 7.1%
250万円 5.0%~12.8% 8.1%
200万円 5.0%~12.8% 9.6%
150万円 6.0%~14.8% 11.6%
100万円 6.0%~14.8% 12.6%
100万円未満
(50万円)
12.0%~17.8% 12.6%または14.6%

おまとめ先の選び方のポイントはココ!

1.おまとめに必要な限度額(借入希望額に対応しているかチェック)
2.出来るだけ低金利
3.返済時の利便性(口座引き落としができる金融機関などをチェック)

この3点をよくリサーチして、自分に最も適した銀行カードローンを選ぶようにしてください。

なお、借りれるかどうか不安だという人は、まずは無記名の借入診断を試してください。

借金返済計画(4)お金の工面の方法と、返済を早く返すコツ

お金を増やして返済に回そう

随時返済して借入件数を減らして…、一本化して…。理屈はわかるけど、どうやったらそんなお金が毎月の生活費からひねり出せるの?

ここでは借入れ件数を減らしたり、一本化後の返済期間を減らすために重要な繰上返済のためのテクニックをご紹介しましょう。

繰上げ返済とは、毎月の返済とは別に、手元に余ったお金をどんどん前倒しで返済に当ててしまうこと。返した額のぶんだけ元金が減るので、のちのち払う利息も同時に減る。

お金を産み出す工夫をしよう

少しでも早く借金を返すには、とにかく払うことです。借金は借りっぱなしにしておくと、利息も増えて完済までに時間がかかってしまいます。

逆に、決められた月々の支払い以外に繰り上げ返済をすれば、どんどん残高は少なくなります。

とはいえ、毎月の収入を増やすのは、ものすごく難しいものです。したがって、今あるお金を、いかにうまく使うかがカギ。繰上返済のお金を生み出すための知恵を挙げてみました。

新しい借入をしないようにクレカを処分

クレジットカード会社のキャッシングは、たいていの場合利息が18%になっているものが多いです。

消費者金融の最大金利と同等にも関わらず、借りやすさからつい利用する人も。たいていリボ払いでの返済になるため、長期間返済し続ける羽目になります。

また、現金のない時に、ついついカードを切ってしまう癖が抜けない人もいます。翌月の請求を見て、どうやって工面しようか悩む人は要注意。

思い切ってクレジットカードは処分しましょう。付与されるポイントが…という人もいますが、のちのち支払いに悩む苦労を思えば、むしろ手放して正解です。

使う予定のないローンカードも処分

複数の借金を抱える人の中に、完済したけど、また役立つかと思って持っているローンカード…大事にしている人はいませんか?

ローンカードは、契約を解除しなくては、個人信用情報機関から記録が消えません。借入額が0円でも、ずっと契約中のままになっています。

最終的におまとめローンを目指すなら、不利な個人信用情報には消えてほしいところ。不安なら信用情報を開示請求して確認しましょう。

また、当然ですが、カードを保有していると、誘惑に負けてまた借入してしまうかも知れません。

使ってないローンカードは解約。これで徹底して下さい。

金目のものを売る

ブランド品や時計、ジュエリー、コインなど、売れば高額なものが眠っていませんか?

借金を清算してすっきりきれいになれば、また堂々と手に入れることが出来ます。ここは思いきって一度換金しましょう。リサイクルショップや貴金属店などに持ち込めば、査定してくれます。

少しでも高く値を付けてもらうために、

・汚れがある場合はきれいにする
・専用の箱などがある場合は一緒に持参する

これらに気をつけて下さい。純金などの買い取り額が変動するものは、もちろん買値が高い時に売ってくださいね。

毎月の収支を黒字にする(ボーナスをあてにしない)

月々のやりくりは毎月の収入範囲に収まるように考えます。ボーナスをあてにせずに生活出来れば、返済に充てられる額がグッと増えます。

固定費用の見直し

毎月必ず支払う費用が節約出来れば、継続的にお金を生み出すことが出来ます。

・携帯電話代
まず、本当に必要かどうかを確認しましょう。特になくてもよい場合は、解約してしまうのがいちばんの節約。あまり活用していないスマホは従来型の携帯電話に戻したり、最近充実してきた格安スマホに変更するのもひとつの方法です。

仕事の都合などで解約出来ない場合、現在使っているサービスを確認し、不要な有料サービスは解約します。また、契約内容を見直して、とことん無駄を省きましょう。

・ネット代
家庭内のネット環境も、本当に必要か考えてみましょう。スマートフォンを持つ選択をするのなら、解約してしまいます。

時々ホームページを閲覧したりするだけなのに、光回線を引いたりしていませんか?利用状況を振り返って、解約するかADSLに戻すのも一案です。

解約出来ない場合は、少しでも安くなるプランがないか調べるべきです。

・マイカー、ガソリン代
マイカーは、維持管理費やガソリン代、駐車場代、税金など、本当にお金がかかります。手放すのがもっとも節約になります。

ガソリン代も継続的にかかる費用なので、安価なセルフを利用したり、値引きのある曜日をチェックしたりして、出費を押さえましょう。

・住宅ローンや自動車ローン
各種ローンは、今回のおまとめと同様に、借り換えなどで金利がさがり毎月の返済額が抑えられるケースがあります。

・光熱費など
節電・節水など、光熱費の節約に勤めましょう。請求書・領収書は保存し、使用量などをチェック・管理します。

・子どもの養育費
お子さんのいる人なら、子供にかかる費用もバカになりません。衣服や食費だけでなく、意外と家計を圧迫するのが塾や習い事の費用。

習い事の数を減らす、塾を変える、通信教育を利用する、など、可能な方法を探ってみましょう。

・食費や衣服代など
無駄なく、不必要な出費を防ぎます。外食は基本NG。洋服など新しく購入したい場合、リサイクルショップなどで間に合う場合があります。

また、すぐに小さくなってしまう子供服など、不要になった衣類はそのまま捨てたりせず、買い取りしてくれる業者に持っていけば多少なりとも換金できます。

本やCD、ゲーム類もリサイクルショップを利用しましょう。不要になったら商品価値が落ちないよう、古くならないうちに出来るだけ早く売却するのが、高額買い取りのコツです。

副業を行う

なにか副業が出来れば、直接的に収入が増えます。かといって、例えば会社員が帰宅後にコンビニなど別のバイトに行ったりするのは、社内規定的にまずい場合もあります。

昔ながらの内職という手もありますが、最近はネットを利用して自宅で出来るバイトもあります。ただし悪徳業者に引っ掛からないように十分注意して下さい。契約時に初期費用や契約料を要求するような業者は基本×です。

財テク

誰にでもはおすすめ出来ませんが、財テクもうまくいけばダイレクトに収入UP出来ます。しかし財テクに回す資金があれば、繰り上げ返済に使うべきでしょう。失敗したときのリスクが大きいです。

両親・家族・親戚に頭を下げて一部工面してもらう

資金繰りを頼める家族がいるなら、頭をさげて借りることも考えましょう。借金が整理できたら、返済も含めて感謝を。

その他、節約・やりくりに関する情報は、個人ブログなどのサイトも意外と参考になります。

知恵袋・知恵ノート・知恵コレなどにも似たような境遇の質問者がいるものです。回答を参考にするときは、カテゴリを「ビジネス、経済とお金」などにするか、「家計、節約」などで検索してみてくださいね。

産み出したお金で繰り上げ返済

ある程度資金が用意出来たら、繰り上げ返済をしましょう。借金が減ると返済期間が短くなり、利息分も節約できるので、投入した金額以上にしっかり働いてくれます。

返済しながら一部おまとめを繰り返し、借入件数を減らして一本化出来ると、あとは頑張って返済あるのみ。完済への道筋が出来上がります。

こちらに実際におまとめした人の体験談もあります。参考にして下さい。

借金返済計画(5)どうしても返せない時の手段、債務整理

返せなくなったら専門家に相談

おまとめローンからの借金完済を目指していても、もう自分の力ではどうしても返せない…。

そのような場合は、債務整理という手段があります。

債務整理は、借金でどうしようもなく、夜逃げや自殺をも考えてしまうほど追い込まれている人を救済するための、最終手段です。法律で定められた正式な手続きなので、夜逃げや自殺を選択しないよう、最終手段として覚えておいてください

債務整理にはだいたい以下の4種類があります。

債務整理の種類 債務整理の内容 社会的なダメージ
自己破産 すべての家財を放棄する代わりに、全ての債務から解放






個人再生 再生の計画案を裁判所に提出し、認められれば債務減額。条件次第で住居は保護。
特定調停 裁判所が調停に入る。借金は支払い義務あり。
任意整理 弁護士などの専門家が調停に入る。借金は支払い義務あり。

債務整理を考えたら、弁護士や司法書士など、法律の専門家に相談しましょう。債務整理をよく手がけている法律事務所などがおすすめです。

債務整理を考えた方が良いケースとは?

債務整理とおまとめローンはどちらもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとは言えません。

ただし、おまとめローンをすると過払い金請求は出来なくなることから、以下に当てはまる人は任意整理等を検討するのも良いでしょう。

債務整理を考えた方が良い人

2010年以前の借入があり、かつ法定金利20%以上で高額借入を長期に渡って返済し続けている人

ただし債務整理はブラックリスト入りになります。一番軽い任意整理でも最低6年間はクレジットカード等は利用出来ません。

デメリットも良く考えたうえで選択してください。

★債務整理については、こちらで。より詳しく解説しています。

カテゴリ
銀行カードローン
オススメできないおまとめ
おまとめローン完全ガイド
目的別に選ぶ
融資限度額別で選ぶ
借入件数別で選ぶ
借金を抱えた芸能人
借金返済のコツ
借金パチンコ
おまとめローンの基礎知識
おまとめローンの裏技
おまとめを成功させるコツ
よくある質問 Q&A
個別ケースの疑問や悩み。Q&A
教育ローン
債務整理
クレジットカード審査

 -->