残高スライドリボルビング方式とは?:ローン返済方法の基礎

残高スライドリボルビング方式とは?:ローン返済方法の基礎

「リボ払い」とは何か
残高スライドリボルビングの基本
残高スライドリボルビングの種類
残高スライドリボルビングの計算方法

「残高スライドリボルビング方式」
初めて見たら、早口言葉かと間違えてしまいそうなこの単語。

これ、いまおなじみの「リボ払い」の一種なのですが、そもそもリボルビング払いってだけでも難しいのに、それにプラスして、「残高スライド」なんてのがついちゃってとっても難しげ。借金返済方式って本当にややこしいですよね…。

でも今は、意味が分からなくても大丈夫です!このページはそんな人たちのために「残高スライド式リボルビング払い」について、詳しく、わかりやすく解説していきます。

残高スライドリボルビング方式
目次

そもそもリボ払い(リボルビング払い)ってなに?

よく聞く「リボ払い」とはどんな返済方法?

リボルビング払いとは、月々の支払最低額(約定返済額)を最初に固定しておき、返済元金がなくなるまで返済を続ける方式です。

ちょっとわかりづらいですね。つまり、通常だと、銀行での借入やキャッシング、クレジットカードの分割払いはあらかじめ「支払い回数」を決めるのですが、リボルビング払いは「月々の返済額」を最初に決めてしまう返済方法なのです。

そのため、借入限度額内であったらいくら借りても返済額は変わりません。月々の支払いが楽に済むというメリットもありますが、借り入れ額が増えても支払いは一定額なので借金の意識が持てず、気付けば高額借り入れをしていることも多いのです…。

残高スライドって具体的にどんなもの?

さて、リボ払いについては簡単に説明しましたが、では「残高スライド」とは、具体的にどんなものか簡単に説明しちゃいましょう。

残高スライドを30秒で解説!

●残高スライドとは、毎月締日の時点での借入残高に合わせて返済額が決まる仕組みです。

つまり、利用残高によって返済額は変動します

返済定額または返済定率は、利用残高が減っていくにつれ、下がっていきます。

月々の支払いが楽に済むのですが、支払いが長期化して利子がかさみ、返済総額が大きくなりやすい傾向にあります。

残高スライドのメリット

では、具体的に残高スライドはどういった点で他の支払い方法より魅力的なのでしょうか?

そのメリットは、とにかく月々の支払いが楽だということ。

たとえば「残高スライドリボルビング方式」を返済方式としている楽天スーパーローンの場合…

●借入残高10万円以下
⇒月々最低返済額3千円

●借入残高10万~30万円以下
⇒月々最低返済額5千円

30万円借りても月々の返済額は約5千円で済み、借入残高が10万を切れば月々約3千円の返済でいいのです(「約」とつけた理由は後で説明します)

これくらいだったら、今まで毎日お昼を買っていたのを、週に1、2回はお弁当にしてみたり、飲み会を数回パスしたりするだけで十分用意できる金額ですよね!精神的な負担も軽く、余裕を持って返済期日を迎えられるので、健全な返済生活を送ることができます。

残高スライドのデメリット

月々の支払いを楽にできる残高スライド。でも、残念なことにデメリットもあるのです。

返済期間が長引く

借入れ残高が減るごとに、月々の返済額も安くなっていきますから、当然返済期間は長引いてしまいます。

返済総額も増える

リボ払いも厳密には借金。当然利息がかかります。いくら月々の返済額が安くても、全然元金が減らないんじゃ、トータルの返済額は増える一方です。

残高スライドリボルビング払い、実は4種類ある!

残高スライドリボ払いの種類は4つ

残高スライドについての理解も深まったところで、残高スライド式には4種類の違う方式があることをご説明したいと思います!

実はこれが、さきほど「月々の返済が5千円になる」といった理由です。4種類の方式により、返す金額が少し違ってきます。

まず初めに、「元利定額方式」「元金定額方式」のふたつを紹介します。

具体的に理解できるように、

借り入れ残高→50万円以上60万円未満の場合:1万5千円

借り入れ残高→40万円以上50万円未満の場合:1万2千円

年利:10%

という条件で、50万円借金した際の返済額(利息込)をモデルケースにして、比較していきいます。

元利定額方式

元利定額方式とは、毎月支払う金額を固定し(これを返済定額)、その金額の中に利息も含める方式です。

つまり、1か月で5千円返済した場合、その中に利息も含まれているので、元金は5千円から利息を引いた金額減ることになります。

残高スライド元利定額リボルビング方式(元利込定額リボルビング返済)は、借入残高が減るにつれて、月々の固定された返済額が安くなっていきます。

さきほどの具体例を用いて計算してみると、初回と2回目の返済の様子は以下の表のようになります。初回の返済で借入残高が50万円を切ったので、2回目は返済金額が安くなっているのです!

返済額 元金返済分 残高
初回 15,000円 約10,890円 488,110円
2回目 12,000円 約9,320円 478,790円

元利定額リボルビング方式についてもっと詳しく知りたい方は、こちら

この方式は、プロミスモビット、新生銀行レイクなど、数多くの消費者金融、銀行カードローンで採用されています。

元金定額方式

元金定額方式とは、毎月支払う金額を固定しますが、その金額には利息を含めず、固定した金額+利息が返済額になる、という方式です。

つまり、毎月5千円に金額が固定されていたら、毎月の支払いは5千円+利息になります。

残高スライド元金定額リボルビング方式では、毎月支払うと決めた固定額が借入残高によってスライドしていき、それに加えて利息を払っていきます。

返済額 元金返済分 残高
初回 15,000+約4,110円(利息)=19,110円 15,000円 485,000円
2回目 12,000円+約3,990円(利息)=15,990円 12,000円 473,000円

こちらも初回返済で、利用残高が50万円を切ったため、2回目の返済は1万2千円+利息になり、元金返済額が減っています。返済合計額は15,990円となり、元利定額返済より高いですが、そのぶん早く返し終われるので返済回数を減らせるし、利息額も減るので返済総額も少なく済みます。

この方式は、三井住友銀行カードローンや、三菱東京UFJ銀行カードローンで採用されています。

元金定額リボルビング方式についてもっと詳しく知りたい方は、こちら

ここまでの2つ、理解できたでしょうか?各リンクに飛ぶと、それぞれの方式についてより詳しい説明をしているので、まだわからないなあ、という方は、ぜひそちらもチェックしてみて下さい!

それでは、次のふたつ、「元利定率方式」「元金定率方式」の説明に移りたいと思います。

この定率方式の場合、固定されるのは金額ではなく、借入残高における割合、つまり返済定率です。「返済定率なんて聞いたことない!」なんて人も大丈夫。これから詳しく説明していきます。

具体的にするため、仮にこんな設定で50万円借りたとして計算してみましょう。

借り入れ残高→50万円以上60万円未満の場合:10%

借り入れ残高→40万円以上50万円未満の場合:5%

年利:10%

元利定率方式

元利定率方式とは、毎月支払う金額を一定にするのではなく、借入れ残高の〇〇%を返済する、というように、借入残高における割合を固定する方法です。この割合を返済定率と呼びます。つまり、毎月返済額は変動します。元利定率の場合、この金額に利息も含まれます。

この〇〇%が、残高によってスライドしていく、というのが残高スライド元利定率リボルビング方式です。

具体例を見ると、

返済額 元金返済分 残高
初回 5万円 約45,890円 約454,110円
2回目 22,500円 約18,770円 約435,340円

初回は50万円の10%ですから、返済額は5万円。2回目は借入額が50万円を切っているため、返済額は22,500円になりました。

大手消費者金融のアコムで採用されている方式です。

元金定率方式

元金定率リボルビング方式は、元利定率方式と同じように、借入残高における割合を固定し、毎月の返済額を決めます。元利定率方式と違うのは、返済残高の〇〇%とは別に利息を払うところ。

元金方式だと元利方式より月々の返済額は増えますが、やはり元利方式に比べると早く返済できる傾向にあります。

残高スライド元金定率リボルビング方式は、残高によってスライドする割合分の金額にプラスして、利息を払っていく方式です。

返済額 元金返済分 残高
初回 5万円+約4,110円(利息)=約54,110円 5万円 450,000円
2回目 22,500円+約3,700円(利息)=約26,200円 22,500円 42,7500円

これも初回の支払いで、借入残高が50万円を切ったので、2回目の支払いは残高45万円の5%に加えて利息を払います。

元金定率リボルビング方式についてもっと詳しく知りたい方は、こちら

残高スライドリボルビング方式とは まとめ

残高スライドリボ払いをまとめると…

残高スライドリボルビング方式とは、固定された返済額、または借入残高における割合が、借入残高が減るとともに減少し、月々の返済額が減っていく、というものです。また、逆に借入残高が増えた場合は、月々の支払額も増加します。

もともと月々の返済が楽なリボルビング方式ですが、残高スライドはそれをさらに楽にしてくれる存在です。が、それによって返済が長引き、ひたすらカードローンの利息を返すだけの生活に陥ってしまう人も多いのが事実…。リボルビング払いをするときは、返済表を作るなどして返済プランをきちんと立て、返済日だけではなく積極的に繰上げ返済(追加返済、増額返済)も行うようにしていきましょう!そのためにも、口座振替だけでなくATM返済ができる金融機関のほうが、繰上げ返済しやすくていいですね。

元ちなみに、借金返済方法はココで紹介した以外にも、元利均等返済方式(元利均等方式)、元金均等返済方式(元金均等方式)、自由返済方式などまだまだあります。

計算方法まで知る必要はないですが、それぞれどんなものか簡単に把握しておくことをオススメします!

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